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sembear的・受講者ファーストなオンラインセミナーへの道〜まずは「集中力問題」〜

テレワークのオンラインセミナー

先日のWebinar、とてもご好評に終わりとてもほっとしています。聞いてくださったみなさまありがとうございました。

みなさんもテレワーク に取り組まれていると思いますが、弊社でもクライアントさまとのお打ち合わせは商談含め、全てWEB会議になっています。オフラインで提供していた人材育成のコンテンツも、Online化を進めています。

その中で、Web会議は意外とスムーズに進むなぁと思っています。一方で、特にクラスルームで実施していた人材育成系の提供コンテンツをOnlineで行う場合、オフラインの内容そのままで提供しようとすると無理があるなと感じています。

オフラインは楽です。はい。

オフラインでしたら、身振り手振り・声の大きさなど、物理的に「その場」にあることで受講者の気を引けたり、笑いをとって実際に「受講者からの発話」を「その場」に起こしたりできました。そのような、「その場」の反応を盛り込んだコンテンツ設計になっています。

ですが、Onlineですと受講者はミュートにしておくというのが一般的です。ミュートにしていたらもちろん、何かおもしろいことを言っても受講者の反応がわかりません。受講者も、他の受講者の状況がわかりません。

「反応がわかりずらいつらさ」というのは、講師からしても受講者からしても感じたことがある人も多いのではないでしょうか?

なので、その「お互いの反応がわかる」状態を設計するというのはとても大事な要素だと思います。例えば、チャット機能を駆使して「その場」を感じられるようにすることは可能ですよね。ニコニコ動画みたいなイメージ。

このように、Onlineセミナーでは、他にも話者の目線・音声の質、などオフラインではあまり気にしなかった様々なものが受講者との「距離」を作る原因となります。

オンラインで配信する課題:没入感

セミナーは受講者を引き込めないと、良いセミナーにはなりません。また受講者の集中力という課題もあります。Web会議を実施されていてお気づきかと思いますが、Web会議というのは意外と集中します。

集中するとその時間を保つことが難しいです。人間の集中力は90分と言われていますが、今までやってきて本当にこのあたりが限界だろうと思います。40分のセッションでもアンケートを取ってみると「長い」という回答も結構目立ったり。

そのためOnlineの環境下でどのように受講者と関係を作っていくのか、「Online独自のコンテンツ設計」が必要になります。

つまり受講者が「集中して」受講できる環境づくりから「Online化」の努力が始まるわけですね。

まずは「声」が届くか否か

ここからは治田の考えなので、ちょっと振り切りすぎだとも思いますが、今sembearでこだわっているのは話者の「声」が皆さんにちゃんと届くかどうか、です。

ZoomだろうとTeamsだろうとHangoutだろうと、Web経由の音声は必ず劣化が発生します。例えば普通の電話を思い出してほしいのですが、別に途切れているわけでもないのにちょっと聞きづらくありませんか?

セミナールームや会議室で話をしているとき、人間は壁に跳ね返った音も含めて人の声を認識しています。ところがOnline受講ではイヤホンやヘッドホンを使って聞くことが一般的ですし、話者の声がマイクで拾われて届く分、オフラインで聞くことのできる声とは異質な状態です。

「メラビアンの法則」を皆さんはご存じでしょうか?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

この研究は好意・反感などの態度や感情のコミュニケーションについてを扱う実験である。感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。この割合から「7-38-55のルール」とも言われる。「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれている。

Wikipedia:メラビアンの法則より

どんな研修でも「学ぶ」ことは原則的に「新しい情報のインプット」なので「感情や態度についての矛盾」ほどシビアな反発があるわけではありませんが、ある一定の心理的ストレスがかかると考えています。

※なのでsembearのオフラインセミナーはその心理的ストレスを最小化するための小ネタ、ギャグが多いんです。

ところがオンラインで実施する際は物理的な話者との距離感からそのストレスを最小化することはかなり困難が伴います。したがって全く別のアプローチが必要だ、という結論に至ったわけです。

メラビアンの法則にしたがうのであれば「何を言うか」という情報は7%であり、「どう話すのか」という情報が38%です。つまり話す内容がオフラインと同じでも届いている「声」がオフラインと同等の品質でない限り、頭には入ってこない、という仮説を我々は立ててみました。

まだまだ試行錯誤中

ですので、今sembearのオンライン研修では「マイク」にこだわっています。ちょっとネタバレをすると音を拾う範囲と方向にこだわりを持っています。単に話者の声を拾うだけではなく、話者の声と声が空間に広がった音(残響音)をうまく拾うことで、皆さんのイヤホンを通して耳に届く声がより自然に、38%に限りなく近づけられる努力の真っ最中です。

ほかにも試行錯誤ポイントはあるのですが、今回はここまでにしたいと思います。

sembearでは、オンライン研修やオンラインでのご相談を承っています!ご興味のある方は、ぜひお問い合わせを!

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