企業のマーケティング担当者の心の叫び
コロナがなかなか収まらないご時世柄、フルリモートでなくてもリモートワークやリモート営業が進んできていると思います。
特に、BtoB向け企業さんではコロナ以前から注目されていた「ザ・モデル」に端を発する「IS:インサイドセールス」領域も盛り上がっており、主流に据えられる企業さんも増えているのではないかと思います。
sembearでもBtoB企業さんからのご依頼が増えてきており、マーケティング部の設立や、推進のお手伝いをさせて頂いておりますが、みなさん共通のお悩みがあります。
それは、
「データはあるはずなのに、可視化が出来ない」ということです。
ISを始めることもあり、Salesforceも導入した。MAツールであるPardotも入れてるし。サイトはGoogle Analyticsで見られるようになっている。
でも、、、
数字ありすぎじゃない????
そうなんです。
数値は取ろうとすれば、それこそ扱い切れないほど取れます。みなさん声を揃えて言います。
「シンプルにしたいんだ・・・!」
そうですよね。シンプルに見えるのが一番です。では、シンプルに数値をモニタリングするにはどうしたら良いのでしょうか?
まず指標の定義。すべてはそこから始まる。
数値をモニタリングしていくには、マーケティング・IS・セールスのフローをきちんと整えるとともに、「指標」の定義が必要です。
「指標の定義」とは、下記の2点が必要です。
- どの地点を評価地点とするか?の「状態」の定義
- その「状態」の数値は何を引っ張るのか?の「数値」の定義
なかなか可視化が進まない原因で1番多いのは、この「指標の定義」というのが、みなさん「当たり前のこと」と思っているが故なのか、定義をやり切れていない、ということに尽きます。
「シンプルにする」というためには、その前の「複雑なものを整理する」必要があります。これが一番大変で、一番肝になる部分です。
「要件定義」というものですね。
これは、ツール会社が提供してくれている見本マニュアルに沿って同じ指標を当てはめても、残念ながらうまくいきません。
会社によって業務運用のフロー・タイミングが違うからです。
なので担当である、そう、あなたが!
- 各部署が取り扱っているデータの状態
- 取得のタイミング
- 何を見るべきなのか
- 累積値で見たいのか
- 時系列で見たいのか
そういうもの1つ1つ整理していかなければいけません。この時間なくして可視化はうまくいきません。
かくいう私も広告代理店時代はクライアントさんの広告指標のレポーティングをひたすら作り、化粧品メーカーのマーケターとしてもレポート結果と考察をまとめ・・と常にデータやレポートと格闘してきました。そして現在、企業のマーケティングサポートの中で、やはりレポートをクライアントさんと作っています。
これまでの経験の中でうまくいっていないケースを考えてみると、結局はこの「定義が出来ていない」に尽きるというのが結論です。
弊社のサポートサービス
この「要件定義」の時間、一人で悶々と考えるだけではなかなか答えが出ません。結局誰でも人間ですから、やっぱり口に出して話をしないとなかなか考えってまとまらないんですよね。
sembearの中小企業サポート(BtoB企業ももちろん含みます!)は皆さんの良き相談相手として壁打ちをしながら、大事な「指標」の定義と整理を進め、複数ツールを一つのダッシュボードにまとめることが出来る”Smartレポーティング”をご提供しています。
BtoBのマーケティングでデータ整備・レポーティングでお悩みの方、一緒に”Smartレポーティング”で可視化していきませんか?