小話『心ゆさぶる広告コピー』を読んでの話

心ゆさぶる広告コピーを読んでの感想

あーいい本読んだ。やっぱりインプットっていいですね。今日はこんな感じの小話です。

今回読んだのはこちらの本

広告コピーの紹介が、下記のテーマで紹介されています。

  • わくわく
  • うるっと
  • どきどき
  • はっと

なんだか最近、広告のアカウント構成どうしたら?とかそういうことじゃなくて、市町のシティプロモーションコンセプトとか、第三セクター・会社のミッション構築なんかもお仕事でいただくことも増えてきており。言葉の幅、想像の幅を広げるべくちょっと本を開いてみたのでした。

感想としては!!本当に良くて!!

あーあそこの案件にこういうのやりたい。。とか。ちょっとあの人にこんな提案してみよ・・とか。

インスピレーションが湧いたものがたくさんありました。

この本では、オフライン媒体のコピーの話がメインなのですが、こういったクリエイティブの片隅のコピーに、会社のメッセージも商品のコンセプトも生活者の共感も含まれていると思うと、本当に震えます。

広告って、うざったくて、めんどくさくて、飛ばしたっくて。そんな存在なんだよね。

でも一方で、こうやって共感を生んだり、おもしろさを提供したり、発見を提供したり。

やっぱりおもしろいなーって思うんですよね。この本の冒頭にね、

広告はしょせん広告。だからあなたを振り向かせたい。

とあるんですが、その願いをもとに、生活者とどうにか関係を築くのが広告ですよね。

そのためには、心を動かすだけのふさわしい言葉も映像も大事で。それを表現するために、いろいろな時間と考えが凝縮されていて。

広告嫌いな人もいると思いますし、(私もCMスキップしたいなとか思いますが。タイパ世代はもっとかな?)

商品やサービスを通じて、生活者との関係性・価値を作るこの仕事は、やっぱり私はすきだなと思うわけです。

きっとみなさんも、広告やだなーと思いつつ、ちゃんと思い返すと、うざったい広告の中から、何かを知って、生活に取り入れているものもあると思うんですよね。

なので、やっぱりターゲットへ『ちょっといい未来のイメージ』を提供しないといけないと思うんですよね。

売れること、お金になることは、あらゆる組織にとってはそうですし、わたしたちもとてもクライアントにいろんなことを提案するときには重要視しています。

そのためには、やっぱりその支払いたくなるお金の対価、『それを手に入れた先に起こるちょっと先の未来のイメージ』が大事なんだと思います。

社会人になって一番最初の上司が教えてくれました。『お金をもらうことは悪いことじゃないんだぞ。その対価として何を渡せるかなんだ』って。

これは、広告の話に留まらず、サービス・戦略のコンセプト構築とかあらゆるものに通じる考え方だと思います。

相手に伝わり、そして優しくて心地の良いコミュニケーション。

そのためには、広告に来る前の事業のあり方、サービスのあり方も大切になってくるので、組織と世の中のいい関係を目指して、日々の活動をしていきたいなと思います。

自治体のシティプロモーション系のプロモーションに携わっている方にも、事業会社で広告に携わっている方にも、ネタに困ったり、何か想像力がほしいときに読んでみるのもいいかなと思います!

それでは、また〜!

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