マーケティングの推進力とは?シティプロモーションに欠かせない「オーナーシップ」の話

マーケティング推進に必要なオーナーシップの話

こんにちは!シティプロモーションや情報発信事業におけるデジタルマーケティングを支援しているsembearです!

突然ですが、「マーケティングやプロジェクトを推進するために必要なこと」ってなんだと思いますか?って聞かれたら、あなたはなんて答えますか?

マーケティングの知識を持つ人材の存在?それとも、広告代理店、制作会社や外部のマーケティング支援会社の存在?

もちろん、知識があったり、頼れるパートナーがいたりするのは、とても心強いことです。

ですが、私がいつも大切だと感じているのは、「オーナーシップ」です!

今日は、広告代理店やマーケティングコンサルなど外部パートナーの経験と、資生堂やベンチャー企業で事業側のマーケティングに携わってきた経験から「オーナーシップ」についてお話したいと思います。

最近は、マーケティング支援会社や広告代理店、制作パートナーなど、外部のプロに頼るケースももちろん多いですよね。

実際、私たちのような立場でも「プロの視点から戦略を考えてください」と言ってもらえることはよくあります。

でも、それだけではうまくいかないことの方が圧倒的に多いのです。

たとえば、こんなケース。

  • ・外部から「こんなキャンペーンはどうですか?」と提案しても、内部での意思決定が曖昧で止まってしまう。
  • ・提案内容をそのまま「上に報告しておきますね」と持っていくけど、社内の議論には繋がらずこの案件は宙ぶらりん。
  • ・そもそも「何を目的に、何を伝えたいのか」が定まっていないから、外部もどこを目指していいかわからない。

もし、心当たりがあったら要注意です!

外部のパートナーは、いくらでも提案してくれます。プロなので、ある程度の「型」は持っていますし、経験もある。

ただ、マーケティングは“中身“がないと動かない。

ここで言う“中身“ってつまり、「何をやりたいのか」「何を届けたいのか」「何を成し遂げたいのか」っていう、事業主側の意思や想いのことです。

実は、この「何をしたいのか?」ってかなり重要で、外部パートナーが何か提案を内部で議論するときに、必ず出るワードが、「クライアントは何がしたいの?」

私もプロモーションやマーケティングなどに携わって10何年が過ぎましたが、これまで何度上司や先輩からこのワードを聞いたか、、、そして言ってきたことか・・・。

「クライアント側にないなら、一緒に作ってこい!」

と言われるくらい本当に大切な部分なんですね。

そもそも私達、外部パートナーは、クライアントが何を成し遂げたいかのために提案をするのであって、ここがはっきりしていないと、提案もボヤケたものになります。

いくら整ったパワポ資料でも、中身のない提案は、ただのカラの箱。

無理難題も困ってはしまいますが(笑)、何をしていきたいのかがないよりは良いとさえ思います。

また、内部でも結局はこの「マーケティングをどうしていきたい」というオーナーシップがないと各施策はなかなか進んでいきません。

内部決裁を取っていくにも、まずはチームのみんなの同意。そして、別部署の協力や上長の決裁が必要となってきます。

「〇〇をした方がいいと外部に言われました」なんて、内部会議で言ったとしても、「うちとしてはどうなの?」と必ず言われますよね?そして、プロジェクトはどんどん遅れていく・・・(経験談)

結局、外部からの提案を採用するのかしないのか?も、この事業で何をしていきたいのかに照らして判断されるわけですよね。

チームの同意を図るためにロジックを整えたり、関係部署を巻き込んだりしていくのもマーケティングの重要な仕事。

そのためには、やはり何を達成していきたいのか?と推進していく力が必要です。

今までの自分のキャリアの中、そしていろんな自治体や企業さんを支援してきて感じるのは、マーケティングやプロジェクトがちゃんと機能しているチームには、必ず“内部にオーナーシップを持っている人“がいるということ。

その人は、必ずしもマーケのプロじゃなくてもいいんです。

でも、

「この地域の未来をこうしたい」

「このサービスをこういう人に届けたい」

「こういう人たちに、こう思ってほしい」

そんな想いと方向性を語れる人がいると、外部パートナーもすごく動きやすくなります。

そうして、事業主側と外部パートナーが建設的にマーケティングについて議論ができ、推進していける姿が、sembearが目指したい理想的な「パートナーシップのあり方」だと思っています!

「何をどう考えたらいいか、わからない」そんなときも、もちろんあると思います。でも、それは”任せる”と”投げる”の違いに気づけるチャンスでもあるかもしれません。

わたしたちは、あなたのチームと一緒に”考えるところ”から伴走します!

一人で抱えず、ぜひお気軽にご相談ください

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