自治体シティプロモーション施策を考える。イベント実施vsホームページ活用

最近のプロポーザル書類を読んでいると、まだまだシティプロモーション施策では「イベント」に軸足を置く自治体が多いように感じます。

一方で、ホームページについては

“あればいい” “更新されてればOK”

そんな扱いになっていないでしょうか?

今回は、自治体シティプロモーションにおいてホームベージをきちんと整えることの重要性について解説します。

もちろん、イベントには大きな効果があります。

来場者との接点づくりや、その場でしか味わえない体験は貴重ですし、継続的に実施すれば関係人口との絆も生まれます。

ですが、イベントの特性として見逃せないのが、「一過性」「物理的制限」「維持コストの高さ」です。

• イベントが終わってしまえば、終わり

• 来場者にしか伝わらない

• 続けるには予算と人的負担がかかる

その一方で、ホームページは――

• 検索すれば24時間アクセスできる

• 遠く離れた人にも届けられる

• 一度整備すれば“営業窓口”として働き続ける

そう、ホームページは持続可能で、しかも拡張性のある施策なのです。

ここで言う「ホームページを作る」とは、ただページがあればいい。やホームページ自体がありさえすればいい。ということではありません。

実際に多くの自治体サイトを見てきた中で感じる、もったいないホームページ3選をご紹介します。

1. ホームページに1ページしかない

いわゆる「まとめサイト的構成」ですが、これでは検索流入の期待ができません

検索エンジンに評価されるには、テーマごとに深掘りしたページが複数あることが重要です。

目安としては、1つのテーマで5ページ以上

しっかり情報を分けて、構造的に届ける設計が必要です。

2. 綺麗に並べているだけで、行動を促さない

情報は並んでいるけれど、次のステップがない。

これは「CTA(Call to Action)」が設計されていないサイトです。

「知った」から「動きたい」へ。

この導線があるかないかで、ホームページの成果は大きく変わります。

3. ページに行っても情報が薄い

クリックして開いたら、本文が3行だけ。

「アクセス方法・イベント名・連絡先」のみ。

あるいは「観光スポット一覧」の見出しだけが並んでいて、体験の具体像が何もわからない

これでは、せっかく興味を持った人の期待に応えられません。

“見たけど、結局よくわからなかった”という感情が残ってしまうサイト構成は、大きな機会損失につながります。

検索してくれた人に、“検索してよかった”と思ってもらえるだけの内容量・質・設計が不可欠です。

私たちが担当した南九州市の知覧茶ブランドサイトでは、ページ数をしっかり設計・追加した結果、サイトを公開してから、アクセス数が2〜3倍に。

また、話題になったニュースやSNS投稿を見た人が検索する“機会流入”にも、きちんと対応できるようになりました。

ホームページは、情報の受け皿であり、プロモーションの基盤です。

SNSでの発信に注力する自治体が増えています。

それ自体はポジティブな動きですが、SNSだけでは不十分です。

SNSで興味を持った人が「詳しく知りたい」と思ったときに、たどり着くべきホームページが整っていなければ、せっかくの関心がそこで途切れてしまいます。

SNSに注力するのであればあるほど、受け皿とるなるホームページがしっかりと整っていることは非常に重要です!

「いつでも誰かが来られるように」

「その人に必要な情報がちゃんと届くように」

そんな想いできちんと設計されたホームページは、まちの営業窓口として、ずっと働き続けてくれます。

そろそろ、本気で整えてみませんか?ぜひお気軽にご相談ください^^

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ありー
sembear合同会社COO。広告代理店でデジタル広告のコンサル・化粧品会社でマーケティング・IMCなどを担当。マーケティング活動がおもしろくなればいいなと思っており、事業側と協力会社のちゃんとしたパートナーシップを目指している。寒いのと朝は苦手人間。