ガートナー社「2020年のテクノロジ人材の展望について」
デジタルマーケティングという言葉が浸透し、デジタルマーケティングに取り組む企業が増えてきました。一方で、リサーチ会社ガートナー社の最近の発表、「2020年のテクノロジ人材の展望について」では、
「デジタルのトレンドが当たり前になる中、多くの企業が、新しいことを推進する必要性を認識しつつあります。しかしながら、さまざまな検討の結果、『人ない、金ない、時間ない』となり、結局は『何もしない』となるケースも多く見られる
出典 : https://www.gartner.com/jp/newsroom/press-releases/pr-20200401
と指摘しています。
デジタル人材の課題
sembearでもこれまで様々なマーケティングサポートをしてきましたが、企業におけるデジタルマーケティング人材・テクノロジ人材の不足を痛感しています。そもそも獲得しようと思っても、デジタルマーケティング人材は市場価値も高いため、なかなか獲得が難しいというのも実情です。
また、「デジタルのツールやテクニックを知っている」だけではビジネスを推進していけるだけの人材となりません。デジタルマーケティング人材とは、「デジタル知識・テクノロジーを使って、自身のアイディアもプラスしてビジネスを推進する戦略策定・実行」を担える人材のことになります。
もちろん自社にノウハウがないため、外注するケースもあると思いますが、企業は「デジタルマーケティング人材育成」に取り組まないと社内に知識が貯まらない状態に陥ってしまいます。
デジタル化する仕事と生活
新型コロナの影響もあり、世の中ではよりデジタルツール・テクノロジーを用いることになりました。企業に属する人はもちろん「テレワーク」に慣れていきますし、学校教育も「テレ授業」を開始しているところもあります。ママ友・パパ友の話もweb会議システムをつかったり、web上で飲み会というシーンも出てきています。消費者として考えたときに、企業に属する人はもちろんそうでない人も、未来のメイン消費者の学生もよりデジタルツールを使うことが当たり前になっていきます。
新聞や雑誌のデジタル化、テレビのデジタルデバイス化を鑑みても媒体のデジタル化も進んでいきます。購入チャネル・情報のタッチポイントにオンラインが入らないことは時代の流れ・消費者の習慣に逆らうことにもなり、オフラインの取り組みも、そのデータをデジタル活動に繋げる努力も必要です。
新型コロナの影響とは別に、日本の人口減少もあり新規のお客様を獲得するハードルが今より上がる以上、顧客との接点を持ち続けることも大切になり、データマネジメントが大切になります。
変化と本質の両立を
ちょっと大変だなぁと思われたかもしれませんが、根本はシンプルです。「顧客の創造のため社会へ価値提供をし続ける」この1点です。
デジタル時代において価値提供の方法や、顧客の理解をよりしていくために企業でデジタルマーケティング人材を育成し推進していきましょう。
sembearでは、ビジネス成長を推進していけるデジタルマーケティング・マーケティングテクノロジー人材育成のサポートを実業務に基づいた形でしています。
各企業さまごと状況が違いますので、まずはお話だけでもしてみませんか?
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