デジタルマーケのレポートって数字たくさんだし理系の仕事でしょ?って言われるので。

文系はコミュニケーション、理系は数字っていう件

なんで、文系と理系ってこんなに分けられるんだろうとよく考えます。一応私は理系を選んでみたけれど、本当は国語の方が得意だったし、社会の方が好きだった。歴史とかね。

数学と物理は出来るようになることに、憧れはあったけど、恥ずかしながらね赤点とか取ったこともありますよ。30点とかね。

私自身は、本当に理系科目が得意な人からしたら、数字の理解が浅いだろうし、超学術的な分析は出来ない。

でも、「数値を使うこと」と「その数値の意味」を考えることはたぶんね文系・理系とか関係なくて、ビジネスパーソンとしてのスキルかなと思っています。

実はみんなとても普通に数字を扱っているという事実

だって、営業さんだって、どういう業界の人に当たったほうが受注率高そうか?って考えるし、デザイナーさんだって、こういう反応してくれる人が多いから、こういうときはこういうデザインにしようって引き出し貯めてるでしょ?

「会社って利益を上げるための共同体」なので、業務上にたくさん出てくる「数値」っていうのは、結局は、全て「事業計画」に関係しているはずなんですよね。

でね、今までいろいろ企業さんにサポートに入ったり、資生堂でマーケしてたときにもそういう「文系なんで数値が苦手・・」って言葉を聞くことってとても多かったんですね。

で、どうして「数値が苦手」って思うんだろう・・?何を指してるのかな?って思ってたんですね。

でも、最近思うのは実は、「数値が苦手」っていう話なのではなく、「複雑なものを因数分解して、それを整理して考える力」なのかな、と思うのです。

その扱いにくいもの代表が「数値」だから、「数値が苦手」ってなってるのかなと思います。(だって、複雑な数学の問題は普通の業務には出てこないからね)

複雑なものを因数分解してそして整理する力

例えば、事業KPIをたてましょう。というときにも、これは事業が売上をあげていくまでのフローの整理に他なりません。

コミュニケーションプランのKPI策定も、どういうフロー・ファネルでコミュニケーションを整理し、その段階をどうやって「数値」で捉えられるようにするか?っていう話です。

このあたりは、苦手といって取引先の広告代理店さんに投げてしまっている事業主側マーケターもいますが、自社の売上までのプロセスは自分の頭で考え、Excelで説明できるようになれるといいな、と思います。

そんなお手伝いがしたいなと思っています。(もちろん、その数値目標が妥当か?などは、調査だったりが必要なのでそこは外部とも協業しましょう)

そして、KPIなどは立てられたらそれで終わりでは、もちろんありません。

  • 立てた数値に照らして次に何をすべきなのか?
  • どういうことをしたら生活者の心を動かせるのか?

という想像力やアイディア、クリエイティビティも必須です。(それはまた、よく文系っていわれるやつだったりするんですよね。)

「困難は分割せよ、然る後に統合せよ」

これは、17世紀フランスの哲学者ルネ・デカルトの有名な言葉ですが、問題を分解する力、そして次のアクションを創造する力というのはビジネスにおいて非常に大切なスキルです。

そして、そのスキルを日常的に鍛えることが出来るのは、文系・理系関係なくデジタルマーケターの醍醐味ですね!

sembearでは、デジタルマーケティングのKPI策定支援・レポートを読み解けるようになるサポートをしています。どれもマーケターが自分で出来るようになることを目指してサービス提供をしています!ご相談はお気軽に!お待ちしております!

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