
商品やサービスを、もっと戦略的に販売していきたいけれど、どういう層が見込みがあるのかわからない・・。どうやって調べたらいいんだろう?と思うことってあると思います。
そんなときに、マーケティングリサーチとしてオンライン広告を使ってみるのはいかがでしょうか?
10万円くらいでも、示唆を得られることは多いので、予算規模が小さいときにもおすすめです。
弊社も、いろいろ考えてwebサイトの更新や、サービスページの改善をしていっているのですが、「実際に」どういう反応が得られるのか?を知ることが出来るのは、やはりとても大切です。
ただ、「調査」として実施をしていくので、実際に実施する前に、「何を知りたいのか」という目的を明確にしてから行いましょう。
ターゲットが定まっていて、どのサービスに注力すべきか決めたい場合
そんなときは、1つターゲットセグメントを作って、そのターゲットに対して、複数のサービスの広告を出してみましょう。
ターゲットセグメント①
- 商品A広告
- 商品B広告
- 商品C広告
こういうイメージですね。
ターゲットにしたいユーザーはどのサービスに興味があるのか?をクリック数や申し込み数などで見ていきましょう。
もしポテンシャルを見たいのであれば、クリック数で判断しても良いでしょう。「表示がされた時に、クリックした」っていうのは、興味を持ってくれる可能性が高いと考えられます。
商品の魅力を伝える言葉・訴求はどんなものがいいのかを知りたい
上記を実際したときにクリック数が多かったとすると、「商品A」をポテンシャルがありそうだと判断して、次に考えるべきは、商品Aの魅力をどう言ったら伝えられるか?です。
では、商品Aの訴求ポイントをいろいろ考えてみましょう
- 効果
- 機能面
- 使い心地
- 人気・実績
- それがあることによる「未来」
そうなると調査設計としては、
ターゲットセグメント①
- 商品A「効果」広告
- 商品A「機能」広告
- 商品A「使い心地」広告
という風なイメージですね。今回は、どういう訴求だと買ってくれそうなのか?を判断したいので、申し込み数(=CV数)、次点でクリック数で判断すると良いでしょう。
この結果を得られたら、例えば同じ「効果面」を伝えるにも、写真や言葉など、どういう風に効果を伝えるといいのか?というようにさらに訴求を磨いていきます。
オンライン広告はアカウントを開けば誰でも始められるので、とても実行しやすいのが良い点です。
WEBサイトの見直しをしましょう
このようにオンライン広告を使って、ターゲットや注力商品、訴求メッセージが定まってきたら、さらにWEBサイトの見直しや改善も行いましょう。
- 商品ページには、今回の調査で得られたような訴求メッセージがきちんと書かれているでしょうか?
- ターゲットが好ましく思いそうな写真になっているでしょうか?
- ブログページなどには、商品Aに関することは書かれているでしょうか?
- Facebookページでの投稿なども、上記から得られたことを書いてみましょう。
そして、このようなやり方でオンライン広告を改善していくと、CTRやCVRも改善していきます。PDCAを回しながら改善をしていく「運用型広告」ならではの特長ですね。

sembearでは、ターゲットの策定・調査設計・実施後の効果測定までの一連を、マーケ実務者がご自分で回していけるようになるサポートサービスをしています!ご相談はお気軽に!お待ちしております!