ホームページの活用ができる会社の特徴

ホームページがちゃんと作れるとすごく有利!

ホームページ、ほんとに必要?

まあホントは「ホームページ」という言葉は使いたくないのですが(本来はウェブサイト、という言葉遣いが正しいのです)、「ホームページ」という言葉のほうがピンと来る人もいると思いますので、このブログ投稿では「ホームページ」で統一しますね。

さて、実際に「ホームページってほんとにいるの?」という質問はたまに聞かれることがあります。最近だと中古車の販売店の方から聞かれました。まあ、答えから言えば「限りなく必須に近いけれど、なくてもなんとかなる」というのが答えになるんでしょう。ただ、それは「Webマーケティングでの成功を望まないならば」という注釈が付きます。言い換えれば「Webマーケテイングで成功を期待するならばホームページは必須中の必須」である、というのがお答えです。

なんで必須なのか?

さて、なんで「成功を期待するなら」必要なのか、考えてみましょう。

facebookとかtwitterとかInstagramとかで会社の情報発信をしたとして、いいね!がついたりリツイートされたりすることは非常に大事な結果ではありますが、それはあくまでそれぞれのSNS上のことであって、自分の会社の「存在」とは実は関係ありません。

現在消費者が何かを調べるときにネットを使うことは当たり前です。でもSNSにある自社の情報って、たんなる「情報」なんですよね。つまり自社ホームページがない、ってことは「ネット上での会社の存在感がない」ってことなんですね。

存在感がある会社とない会社、消費者がどっちを選ぶかって言えばそりゃもちろん存在感がある会社です。

ホームページの活用目的って?

なのでまあ、ホームページは必須なんです。だって今どきの消費者はみんなネットで評判調べて、ホームページ見ますもん。お店のホームページが素敵だったら足を運ぶだろうし、ホームページがかっこ悪かったら多分いきません。

もう少し掘り下げてみましょう。ホームページの活用目的って何?なんのためにやるの?という質問にお答えすると、それは「ネット上での店舗経営」です。

facebookもtwitterもGoogleマイビジネスも、言ってしまえば「看板」です。すごく便利な看板で色んな人が見てくれるけど、看板だけなら誰だって出せるんですね。そして看板を見てくれた人が入るお店、それがホームページです。

なのでホームページってのはできるだけお店としての機能をもたせるのが原則です。飲食店や自転車屋さんはネットで物を売るわけにも行かないから難しいけど、問い合わせとか予約とかテイクアウト受付とかができると、店舗の機能をある程度担うことはできますね。

ホームページ活用に成功する会社って?

そしていよいよ今日の本題です。ホームページ活用に成功する会社の特徴です。

まず一つ目

顧客目線が徹底している

いきなり抽象的な表現で申し訳ありません。でもこれ、本当にそうなんです。

ホームページを見る、っていう行為は実は結構刹那的です。見ることを強制されているわけでもないし、店員さんの目を気にする必要もない、つまりいつだってやめられる行為なんですね。

となると、そのお客さんがどんなふうにホームページを見ているのか、という想像、かっこいい言葉で言えば「顧客目線」をしっかり把握していないと、良いホームページってのは作れません。

自社の「提供価値」を理解している

これも抽象的な表現で申し訳ありません。でもこれも本当です。

自分たちの「価値」がはっきりしていることは、ホームページのレイアウトや言葉遣い、そして提供するサービスに至るまで一貫性をもたせることに繋がります。(業界用語で言うところの「トンマナ」にも近い)

上の話から続きますが、ホームページを見る行為は非常に刹那的です。なのでちょっとした違和感を持たれてしまうとあっさりとホームページの閲覧をやめてしまいます。ですのでやっぱり「提供価値」をはっきりさせるのも大事です。

自分たちである程度の更新ができる

ここでいきなり超具体的になりました。ホームページの更新(作成)はある程度はできるようになりましょう。

これは色んな所で口を酸っぱくして話しているんだけど、ホームページを作ること自体は実はそんなに難しくありません。なんとなく難しそうだな、と思う気持ちはわからなくはないですが、その気になれば小学生でも作れます。

もちろんたくさんのページを量産するほどの時間もないでしょうし、作ることそのものの時間があるなら本業に集中したい、というのもあるでしょう。でもホームページってネット上の店舗なんです。それがなかったら選ばれないんです。なので本業とは言わないまでも限りなく本業に近い業務だと思ってください。

世の中にはたくさんのホームページ制作会社さんがありますし、そういった会社さんの手を借りることはもちろん有効です。ただブログとかちょっとしたページが作れるぐらいは自分たちでできたほうがいいです。

というのも、ホームページって作ったあとも大変なんですよ。実際の店舗でも開業した後レイアウト変更とか商品の入れ替えとかやるように、ホームページでもサービス内容変えるとか使い勝手のいいレイアウトにしたいとか、やっぱり出てくるんですね。であればこそ、ある程度は自分たちでできるようにして、臨機応変なホームページ運用ができるようになっておきましょう。

最後に

実はこれ、とある会社さん向けの研修の内容をブログに書き起こしたものです。

ホームページってすごく大事なものなんです。でもついついTwitterとかfacebookとかGoogleマイビジネスがあれば十分だ、とか思ってしまう人も多いし、なにより「作ってそこで終わり」って思ってる人もすごく多いのが現実なんですね。