sembear合同会社ではデータを可視化〜資料作成まで可能なレポーティングツール”TapClicks”(タップクリックス)を提供しています。今回はTapClicksを導入いただいているGMO NIKKO株式会社様にお話をお伺いしました。
GMO NIKKO株式会社は、インタラクティブマーケティングを強みとする総合インターネット広告会社です。インターネット広告プランニング及び運用・コンサルティング等を手掛けており、まだ世にないコミュニケーションを生み出すパートナーとして、お客様1社1社に最適なマーケティングサービスを提供されています。
今回は、社内メンバーの運用業務やレポート作業などに関する業務効率化や改善のプロジェクトを担う横溝さんにTapClicksの活用についてお話を伺いました。
TapClicks(タップクリックス)だから出来る、広告主様に合わせたレポート作成!
ーレポート業務の自動化にはここ数年取り組んできて他のBIツールも検討してきました。
sembear:本日はTapClicksについて使用感や具体的な機能に関して等様々なお話をお聞かせいただくことを楽しみにしております。よろしくお願いいたします。早速ですが、御社がTapClicksを導入されたのはいつ頃になりますか?
横溝さん:導入して本格的に使用したのは2021年の5月です。準備期間も含めると2021年の1月に始まりました。
sembear:もうすぐ一年経ちますね。ご使用いただきありがとうございます。業務の効率化や改善を考えてTapClicksを導入することを決定したのかと思いますが、導入前にどのような課題がございましたか?
横溝さん:課題としては“レポート業務の自動化”ですね。ツールを入れて人の手を介さないようにしよう、という取り組みは社内でも2〜3年前ほど前から動いていました。当時から他のBIツールやダッシュボードツールを検討してきましたが、コスト感や使用感のところで弊社の広告主様へ完全にマッチしきれませんでした。
例えばデータ成形機能のみでアウトプットができない、要望に対する柔軟なカスタマイズが難しいなど…。どうしても課題が残ってしまうので中々本導入までにはいかずにいましたが、TapClicksはそういった点が手軽に解消できるツールでした。
sembear:使用感のところでいう広告主様のフィット感で今まで壁になっていたところはどのようなところでしたか?
横溝さん:広告主様が独自に計測されているデータの集計です。一般的な計測ツールであればどのBIツールでも対応できるかと思いますが、広告主様が独自で計測されたデータの取り込み、集計が大きな壁となっていました。
ダッシュボードを作成する上での『柔軟性の高さ』が導入の決め手
—データ無制限かつ、エンジニアがいなくても自分たちで出来そうだと感じました。
sembear:色々なBIツールをご使用されているようですが、TapClicksの導入前、説明を聞いた際にいいと思った点はどんなところでしたか?
横溝さん:やはり”柔軟性”でした。先ほども述べたようにツールを導入する際の課題は既に分かっていたので、『これって出来ますか?』に対して『出来ます!』と言っていただけることが非常に多かったので、“何でも出来る”印象は強くありました。
sembear:ご要望に対して応えられたようで嬉しく思います。柔軟性が良い印象を持って頂いていたと思うのですが、無料トライアル期間を経てTapClicksの導入の決め手はなんでしたか?
横溝さん:1ヶ月の中でおおよその課題に対して“出来そうだ”、という肌感と、エンジニアがいなくてもある程度のことができるところです。
他にも膨大なデータベースもしっかり受け止めてくれて、その上で追加コストも発生せずに検証テストをさせていただき、『とりあえずやってみよう』のハードルをすごく下げてくれました。データ量無制限でのこの自由度はありがたいです。
エンジニア不要でもデータ接続がスムーズ。ユーザーID単位でない料金体系も魅力的
—エンジニアリングリソースがなくても基本的に設定可能なのは嬉しいところ
sembear:実際に常用するようになって初めて気づいたメリットはありますか?
横溝さん:やはりエンジニアがほぼ不要という点は大きいです。もちろんある程度のデータベースの掌握やクエリ記述の必要はあるのですが、実際TapClicksを使用するにあたってメインで触ったエンジニアは1~2人です。それに、エンジニアの稼働もGoogle Big Queryでデータを接続する際に、クエリの書き方をサポートまででした。
あとの工程は、私たちコンサルティング本部にいるプロジェクトメンバーだけで行いました。弊社の場合エンジニア部署と運用コンサルタント部署が分かれているのでTapClicksでは非常にスピーディーに自分たちで対応出来ました。
sembear:部署間でのやりとりの時間が短縮出来ると効率化が図れますね。お話を聞かせていただき使用感は非常に良く思っていただいている印象を受けました。
ーTapClicksのコスト感はいかがでしょうか?
横溝さん:非常にリーズナブルだと思います!広告主単位であるところがとても良いです。大体のBIツールはユーザー単位でコストが発生するのですが、TapClicksは広告主単位であり、弊社としてはとてもありがたいです。
sembear:やっぱり、制限を気にせず共有できるのはポイントでしょうか?
横溝さん:そうですね。社内外ともにコストを気にせず利用ユーザーを拡大できる環境は、やはり嬉しいです。特に弊社はコンサル、営業、クリエイティブ等、様々な役割のメンバーがレポートを見るので、よりその恩恵にあずかっているかもしれません。
sembear:それにプラス、クライアントさんにもユーザーIDを発行したいですもんね。この機能を使ってぜひ多くの方に使って頂き「本当の共有環境」を作っていきたいなと思っています。
また、TapClicksは広告代理店出身者が開発しているツールなのですが、データ接続のしやすさなどはいかがでしょうか?
横溝さん:API接続もどんどん出来ることが増えており助かっています。
sembear:ご使用されている媒体としては、概ね網羅はされていますか?
横溝さん:弊社の場合は大体網羅されています。一点欲を言うならば、アプリの案件が増えてきたのでアプリ計測ツールを網羅してくださると広がるとは思っています。
sembear:ダッシュボード作成の操作性については、どんな印象をお持ちですか?
横溝さん:ある程度のボタンの位置や操作感さえ覚えてしまえば、UIとしてとても使いやすい印象を受けております。社内でも勉強会を1、2回やって触ってみて根本的な操作でつまずく社員はいませんでした。また、表示データが出力できるところも助かります。
sembear:定例資料にも使って頂ける、パワポ転換機能”レポートスタジオ”についてはいかがでしょうか?
横溝さん:まだ十分に使いこなせてはいないのですが“レポートスタジオ”はとても便利な機能だと思います。需要も非常に高く、社内メンバーにレポートスタジオの機能を説明すると、『そんなことまで出来るなんて…是非使ってみたい機能です!』と目が輝きます。今後活用を進めていったらこの辺はもう少しお話出来ればと思います。
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レポート工数93%削減に成功!今までできなかったプラスオンの価値作りも目指して
—数値で見てみると大幅な工数削減に。さらに、クリエイティブレポート作りにも活用していきたい。
sembear:生産性や時間短縮の面での向上は数字に表れましたか?
横溝さん:嬉しいことに実績が出ております。今回ご導入いただいたA社様、B社様にてレポートの作成工数の削減時間を算出してみました。
A社様の場合、構築工数・デイリー更新、マンスリー更新工数をご導入の総期間で算出すると、27.5時間、割合で言うと80%の工数削減に繋がっております。B社様も同様、構築工数・デイリー更新、マンスリー更新工数を3ヶ月間で計算すると30.5時間、割合で言うと93%の工数削減をすることができました。
sembear:実際に、数値で見てみると大幅な業務効率化に繋がっていますね。弊社もとても嬉しく思います!他にTapClicksの活用に関して、何か考えていますか?
横溝さん:はい。活用方法は本当に様々あると思いますが、例えばTapClicksには実際の広告画像をプレビューできる機能がありますよね。その話が社内で広まり、クリエイティブの作成部署より『分析用ダッシュボードとして使えそう』と声がけいただきました。
また、当初は簡易的なデイリーレポートをTapClicksで自動化しようということだったのですが、『工数がかかってしまい今までできなかったことのプラスオン』としてKWやクエリなどの詳細粒度のデータも常に見られるように、TapClicksを通じて進めていこうとしているところです。
sembear:社内でもそのような風に思っていただけているようで非常に嬉しいです。
横溝さん:考え方次第で様々な使い方が出来ますよね。業種全体の傾向値をより詳細な粒度単位で分析の上、現状より更に包括的な配信設計プランをご提示することも将来的に可能なのかと思います。本当に自由度が高く、アイディア次第で様々なことができるので今後も試していきたいと思います。
『ミス及び人的稼働の削減』と『より快適なレポートのご提供』を実現させたい
—工数の最小化により創出できた時間は、よりよい広告施策の設計やご提案に咲いていきたい。
sembear:今後TapClicksを通してレポート業務をどういう状態にしていくのが理想ですか?
横溝さん:弊社にとっては『ミス及び人的稼働の削減』を。広告主様にとっては『より快適なレポートのご提供』を目指しています。
現在弊社よりご提供するレポートは、作成から提出までを一定の人員リソースをあてて対応しております。しかし人が対応する以上、どうしてもミスや提出遅延が発生してしまう可能性があります。
TapClicksであれば数値の更新や算出が自動化されていますので、ミス発生及び工数の最小化が可能です。また広告主様には、ご希望のタイミングで、よりリアルタイムな数値をご確認いただけますよね。
工数の最小化により創出できた時間は、よりよい広告施策の設計やご提案に割けたらと考えております。
sembear:そうですよね。弊社は広告代理店出身者や、広告代理店さん向けの研修などで関わることが多いですが、広告代理店さんがそういった提案価値を高めるところに時間を使えるようにしていくことが、弊社の想いでもあります。
パワポに出力できる、定例資料にも使える”レポートスタジオ”機能が魅力的!
—操作性の良さ・料金体系などお気に入りポイントがたくさんです!
sembear:それでは最後に横溝さんにとってTapClicksのお気に入りポイントはございますでしょうか?
横溝さん:レポートスタジオの機能とユーザー数無制限の料金形態が魅力的で気に入っています。また、ニッチな部分なのですがウィジェットを簡単に好みの幅や大きさにカスタマイズできるところも良いですね。ウィジェットの大きさを調節すると、指定の大きさに合わせてグラフや表が視認性を損なうこと無く自動調整されます。他の部分がズレて文字が重なることなどもなく、ゴチャゴチャにならず…非常によしなにやってくれる点が嬉しいです。
何よりエンジニアの力を借りずとも“自分たちで出来る”UI、分かりやすい操作性、不備がない状態で広告主様までお届けすることが出来ると言う点もスピード感が出てお気に入りです。
sembear:TapClicksはデザインカスタマイズも柔軟に出来るのでニッチな部分も整えられるポイントを気に入っていただけて非常に嬉しいです。
ちなみに一般的にBIツールで、エンジニアさんが入らないといけないシーンとはどういう時なのでしょうか?
横溝さん:データを弊社のアカウントから受け渡すところ、データを受け渡すためのサーバ構築です。TapClicksは、スマートコネクタ機能で非常に多くのデータ連携の手法をご用意いただいているので(スプレッドシート・AWS・Google Drive、BOX等で接続可能)、非エンジニアでも簡単に出来る場所があるのもありがたく思っています。他のツールだとどうしても分からなくて触れないシーンがあったので…。
sembear:なるほど。データ接続の柔軟性というのはキーポイントですよね。
ー最後にサポート体制についてもお願いします!
横溝さん:貴社のサポート体制にはいつも助けられています。様々なご要望に応えていただくだけでなく、設計や操作面で詰まってしまった際は、いつも柔軟に代替案を提供いただくので非常に心強いです。
ツールはもちろんですがsembear社さんのホスピタリティも素晴らしいです。これからもよろしくお願いいたします。
sembear:こちらこそよろしくお願いいたします。今後ともより良いツールとして向上しつつ、サポート体制にも注力して参ります。
—本日はありがとうございました。
sembearではTapClicksの運営をしています。TapClicksを導入して”負荷を減らして価値を出す”ことを目標に各企業のマーケティング業務をご支援できるように日々改善しながら提供して参りたいと思います!
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